開口部巾710mm×高さ400mmで大きなクラフト袋やアルミ製袋・ダンボール箱ごとの検査、例えば30㎏の米袋（490×800×100mm）、10㎏ミカン箱（310×370×202mm）の金属を含む石やガラス片も条件により自動検出できます。

ミシン用折れ針が自動検出できる感度：鉄球（SUS球も同じ）φ1.0mmが検査可能。この感度は検針機では全く手が届かず、X線（本機）に頼るしかないのが現状です。但し、検体はビニールの袋・ラップ紙で包装されていること。ダンボール箱や芯に厚手の画用紙が使われている場合などは感度が落ちるためサンプルテストが必要です。

ホチキス針で留められたダンボール箱ごとの検査、金属のボタンが付いたカーテンの検査、金属製留具の付いたロール状じゅうたんの検査、チャックやボタンの付いたトートバッグの検査など従来不可能だった検査が可能となった多機能・多用途機で、折れ針も自動検出可。

透過力はX管電圧が高ければ高いほど大きくなります。 一般に食品用X線検査機は80kV MAXですが、本機は特殊機として100kV MAXまでドライブできます。ジャムや果実などビン入り箱まるごとや350ml・24本入りペットボトル段ボール箱ごと検査に。

ベルト面の高さが550mm＋50mm（可変部）と低く、20kgの紙袋や大きなダンボール箱・ロール状じゅうたんなどの重量物でも検査がしやすくなっています。 アシストコンベアとして、有料にはなりますが電動コンベアや傷の付きにくい静かなゴム付ローラーコンベアもご用意しています。